マサチューセッツ大学の紹介

マサチューセッツ大学について

マサチューセッツ大学(University of Massachusetts)は、アメリカの東海岸、マサチューセッツ州に位置する5つのキャンパス(アマースト校、ボストン校、ダートマス校、ローウェル校、ウースター校)を持つ州立の4年制大学です。全キャンパスの学生数は4万5千人以上にもおよぶ、州内で最大の州立大学システムです。マサチューセッツ大学は、州内ではUMass(ユーマス)の愛称で親しまれています。

5つのキャンパスの中でも、一番伝統があり、教育レベルが高いのがマサチューセッツ大学アマースト校です。同校の卒業生には、ノーベル物理学賞の受賞者のラッセル・ハルス氏、そして米国フォーチュン誌の「20世紀最高の経営者」にも選出されたジェネラル・エレクトリック(GE)の元CEOのジャック・ウェルチ氏、ハリウッド俳優のリチャード・ギア氏が在籍もしくは卒業した大学としても有名です。

【マサチューセッツ大学ランキング】

マサチューセッツ大学は、各キャンパスによってレベルが異なります。アメリカの大学には、日本の大学の様な偏差値は存在しませんが、U.S. News and World Reportなどの調査機関がNational Universityのランキングを発表しています。下記が各マサチューセッツ大学のキャンパスのランキングとなります。
※ウースター校は、医学部(Medical School)のためNational Universityのランキングはありません。

・マサチューセッツ大学アマースト校
➡全米75位

・マサチューセッツ大学ボストン校
➡全米202位

・マサチューセッツ大学ダートマス校
➡全米207位

・マサチューセッツ大学ローウェル校
➡全米156位

・マサチューセッツ大学ウースター校
➡医学部にてデータなし

【ロケーションについて】

マサチューセッツ大学ボストンのキャンパス内
マサチューセッツ大学のアマースト校、ダートマス校、ローウェル校、ウースター校は、マサチューセッツ州の郊外にキャンパスが位置するのに対し、マサチューセッツ大学ボストン校は、ボストンの市内の都市部に位置します。郊外のキャンパスの場合は、自動車の運転がないと大学生活をするのが難しいですが、ボストン校の場合は、地下鉄やバスでキャンパスまで簡単にアクセスができます。なので、自動車の運転をせずに、都会的な生活をしたいと考える留学生にはマサチューセッツ大学ボストン校は人気です。

マサチューセッツ大学ボストン校のキャンパスには、地下鉄レッドラインのJFL/UMASS駅から無料送迎バスが定期的に出発しています。


【授業料について】

州立であるマサチューセッツ大学の授業料は、私立のハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ボストン大学、ノースイースタン大学などと比較する安いと言えます。ただ、マサチューセッツ州に納税している州民に対しては、州内出身者用学費(In-state tuition)が適応されます。しかし、州に納税をしていない留学生の場合は、州外出身者用学費(Out-of-state tuition)が適応されます。

一般的に、アメリカの州立大学の授業料が私立大学よりも安いと言われても、今日では、日本の国公立大学や私立大学と比較するとかなり高いと言われます。下記の価格表を比較していただくとその差が分かるかと思います。

日米の大学授業料の比較

ハーバード大学
(私立)
約500万円/年
マサチューセッツ
工科大学(私立)
約550万円/年
ボストン大学
(私立)
約560万円/年
マサチューセッツ大学
(州立大学)
約360万円/年
日本の国公立大学 約82万円/年
日本の私立大学 約130万円/年
(2018年度時点)

仮に、アメリカの大学では私立と比較すると費用が安いと言われる州立大学でも、4年間のトータルのコストでは、日本の大学よりもかなり高くなってしまいます。

4年間でのトータルの費用を抑えるのに、よく利用されるのがトランスファー(Transfer)という編入の制度です。はじめの2年間は、授業料の安いコミュニティカレッジで単位を取得して、4年制大学に単位を編入するものです。マサチューセッツ州が運営するコミュニティカレッジやクインシー市が運営するクインシーカレッジの授業料は、マサチューセッツ大学よりもかなり費用が安いです。

マサチューセッツ州の短大の授業料

バンカーヒル
コミュニティカレッジ
(州立2年制)
約126万円/年
クインシーカレッジ
(市立2年制)
約60万円/年
(2018年度時点)

【マサチューセッツ大学への入学について】

マサチューセッツ大学は、2学期制(セメスター制)を取っているため、入学時期は9月~12月までの秋学期、1月から5月までの春学期、そして6~8月までのサマーセッションの3回となります。そして、入学する方法は、新入生(Freshman)から入る方法と他校から編入(Transfer)する場合によって異なります。

●新入生として入学する場合

日本の高校卒業した資格があれば、マサチューセッツ大学に申し込むことが可能です。その際には、下記の様な書類の提出が求められます。

高校の成績値が、ある一定レベル以上必要であったり、英語力を図るTOEFLやSATのスコアも求められます。英語の力は、ボストン周辺の語学学校に通って上達させることも可能です。

・UMASSの申込書
・申し込み金
・財政証明書
・高校の成績証明書/卒業証明書(英文)
・志望動機のエッセイ(英文)
・推薦状(英文)
・公式TOEFLスコア
・公式SAT-I / ACT スコア 等

●他校から編入する場合

1年次にマサチューセッツ大学で学ぶだけの英語力がない場合、4年間の授業料を同大学に支払う余裕のない方、高校の成績値が同大学の入学基準に達していない場合などには他校からの編入制度を活用するオプションもあります。2年制の公立大学で高い成績値を維持しながら単位を取得して、マサチューセッツ大学の3年次に編入できるケースもあります。

その際には、2年制大学でのGrade Point Average(G.P.A.)という成績値を一定にキープする必要があります。場合によっては、編入前のカレッジで取得したコースの単位とG.P.A.が十分な場合は、留学生に対して求められるTOEFLの公式スコアの提出が免除されます。

★Mass Transferを活用する
バンカーヒルコミュニティカレッジの外観 マサチューセッツ大学とマサチューセッツ州にあるコミュニティカレッジや他の州立大学との間に単位を以降できるマス・トランスファー(Mass Transfer)という制度があります。
例えば、ボストン市内のバンカーヒルコミュニティカレッジでAssociate Degree(準学士)を取得して、マサチューセッツ大学アマースト校の3年次に編入して2年間でBachelor Degree(学士)を取得することも可能です。

・バークシャー・コミュニティ・カレッジ
(Berkshire Community College)
・ブリストル・コミュニティ・カレッジ
(Bristol Community College)
・バンカーヒル・コミュニティ・カレッジ
(Bunker Hill Community College)
・ケープコッド・コミュニティ・カレッジ
(Cape Cod Community College)
・グリーンフィールド・コミュニティ・カレッジ
(Greenfield Community College)
・ホールヨーク・コミュニティ・カレッジ
(Holyoke Community College)
・マサソイト・コミュニティ・カレッジ
(Massasoit Community College)
・マスベイ・コミュニティ・カレッジ
(MassBay Community College)
・ミドルセックス・コミュニティ・カレッジ
(Middlesex Community College)
・マウント・ワチューセット・コミュニティ・カレッジ
(Mount Wachusett Community College)
・ノース・ショア・コミュニティ・カレッジ
(North Shore Community College)
・ノーザン・エセックス・コミュニティ・カレッジ
(Northern Essex Community College)
・クインシガモンド・コミュニティ・カレッジ
(Quinsigamond Community College)
・ロクスベリー・コミュニティ・カレッジ
(Roxbury Community College)
・スプリングフィールド・テクニカル・コミュニティ・カレッジ
(Springfield Technical Community College)

★クインシーカレッジとマサチューセッツ大学ボストン校の単位提携を活用する
クインシーカレッジの建物 クインシー市が運営するクインシーカレッジは、Mass Transferの対象外のカレッジとなります。ただ、マサチューセッツ大学ボストン校とは単位の移行ができます。
例えば、クインシーカレッジでAssociate Degree(準学士)を取得して、マサチューセッツ大学ボストン校の3年次に編入して2年間でBachelor Degree(学士)を取得することも可能です。

★私立の2年制大学からマサチューセッツ大学への編入
フィッシャーカレッジの外観 私立の2年制大学では、独自の教育カリキュラムを持っている場合が多いです。その結果、マサチューセッツ大学の単位として100%認められない場合もあります。
マサチューセッツ大学への編入を検討する場合には、事前に単位移行が可能かを調査すると、2回同じコースを取ることを防ぐことができます。

【マサチューセッツ大学の単位の取得方法】

マサチューセッツ大学でBachelor Degree(学士)を取得するには、120単位を取得する必要があります。通常の1コースは単位として換算されますので、4年間で40コースの単位を取得できれば卒業ができます。従って、1年間に10コース取得すれば4年間で卒業が可能です。

●必須科目(Requirement)

必須科目というのは、どの学部であっても、大学を卒業するにあたって取得しなければならない科目です。1~2年の時に、必須科目を取り終えて、3年生からは自分のやりたい専攻に進むというケースが多いです。
例)英作文コース、文学、アメリカの歴史、アメリカの政治、心理学入門、社会学入門、生物学、化学、物理学、数学など

●専門科目(Major)

リベラルアーツ(一般教養学部)を専攻した場合、本格的な専攻(Major)をスタートするのは3年生からとなります。マサチューセッツ大学には、様々な専攻科目があります。
例)ビジネス、コンピュータサイエンス教育、会計学、化学/物理学/生物学、コミュニケーション、言語学、歴史&政治学、数学、音楽、社会学/心理学、劇場アート など

●選択科目(Elective)

選択科目では、直接、専門科目とは関係ないコースを一定の単位数だけ取得することが可能です。例えば、コンピュータサイエンスの学部を専攻した場合でも、心理学のコースを選択科目で取得することが可能です。

英検4級レベルからマサチューセッツ大学の学部代表になるまでの体験談

ボストン留学サポートの代表の小松は、英検4級レベルからアメリカの大学留学をスタートして、クインシーカレッジにてAssociate Degree(準学士)を取得した後に、マサチューセッツ大学ボストン校の3年次に編入し社会学(Sociology)を専攻しました。卒業時には学部代表として卒業することができました。

マサチューセッツ大学ボストン校の学部代表の証明



その体験を、今後、マサチューセッツ大学などアメリカの大学に進学される方の参考にして頂くために、ポイントを動画でまとめました。
下記より自由にご覧いただけます。

ボストン留学【大学進学編】

【ボストン留学・大学進学動画の一覧】


・第1章:はじめに
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◎カレッジ進学前のポイント
・第2章:アメリカの大学の仕組み
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・第3章:大学進学でのポイント
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・第4章:生活面でのポイント
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◎大学進学後のポイント
・第5章:語学力に制限のある中で、大学生活をするポイント
➡前半(詳細を見る

➡後半(詳細を見る

・第6章:リベラルアーツ(一般教養課程)での実践点
➡前半(詳細を見る

➡後半(詳細を見る

・第7章:リサーチペーパーのポイント
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➡後半(詳細を見る


◎アメリカの大学卒業後のポイント
・第8章:就職活動、そして社会人へ
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・第9章:まとめ
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➡【第1~9章の動画一覧を見る


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