✅ 参加期間：２週間 （７～８月）
✅ 参加年齢：１２歳以上
✅ 滞在方法：学生寮
✅ 英語レベル：最低グループメンバーと英語でコミュニケーションできるレベル
1.STEM教育とは？
「STEM教育（ステムきょういく）」は、ITやロボット工学を用いた新しいタイプの教育です。
STEMとは
S：Science(サイエンス)
T：Technology（テクノロジー）
E：Engineering（エンジニアリング）
M：Mathematics（数学）
それぞれの単語の頭文字を取って付けられた名称です。
日本では、２１世紀になった今日でも、理系の教科を学ぶ際には、先生が生徒に試験に出そうな内容を一方的に教えるというスタイルが未だに主流かもしれません。
一方、アメリカのSTEM教育においては、単に試験で１００点を取るためだけの教育でなく、「社会に出てから自らで学び理解した上で、行動できる人材を育成」することに力点が置かれているのが特徴です。
2.ハーバード大学STEMキャンプのプログラム内容は？
●午前中はSTEMの授業 ※英語レッスンはありません。
STEMキャンプでは、英語のレッスンの代わりに、STEM学習が実施されます。VEXというロボット工学を用いたカリキュラムが組まれています。世界から集まってくる意識の高い若者たちと共に、最先端の教育を、名門ハーバード大学のキャンパスで学びます。
STEMキャンプのプログラムに参加するのは、TOEFLや英検のスコアや資格などは特に定められていません。ただ、グループ内で英語を用いて議論したり、プレゼンテーションをするため、チームメンバーとの英語のコミュニケーションをするレベルの英語が最低限必要となります。
過去のレッスン内容を、下記に紹介します。
レッスン内容
| ユニット 1 | 始めましょう – VEX IQ、コントローラー、ロボットの頭脳について学びましょう |
|---|---|
| ユニット 2 | 初めてのロボット – Clawbot IQ の構築とテスト |
| ユニット 3 | 主要な概念 – エンジニアが使用する科学と数学を調べて適用する |
| ユニット 4 | メカニズム – モーター、ギア比、ドライブトレイン、オブジェクト操作など |
| ユニット 5 | ハイライズ チャレンジ – チャレンジ対応の遠隔操作ロボットを構築する |
| ユニット 6 | スマート マシン – センサーの仕組みとプログラミングの基礎を学ぶ |
| ユニット 7 | Highrise Programming Challenge – チャレンジ対応の自律型ロボットを構築する |
※レッスン内容は、開催年度によって異なる可能性もございますので、ご了承願います。
●午後からのアクティビティ
ランチ休憩の後、クラスメイト達と一緒にボストンの観光地を巡ります。ボストンは、４００年近い歴史を持つ町なので歴史遺跡へ訪問したり、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの先端大学の空気を感じたりします。
サマープログラムのアクティビティの各目的地には、地下鉄などの公共の交通機関を利用して移動します。
一日の流れ ※あくまで目安
| 7:45～8:30 | 朝食 |
|---|---|
| 8:30～8:55 | ハーバード大学への移動 |
| 9:00～12:00 | STEMの授業 |
| 12:00～13:00 | ランチ休憩 |
| 13:00～17:30 | アクティビティ |
| 17:30～18:30 | 夕食 |
| 19:00～21:45 | イブニング・アクティビティ |
●週末ニューヨーク旅行
週末には、アメリカNo.1の大都市ニューヨークへのツアーもあります（オプションにて別途費用が必要）マンハッタンの高層ビル、自由の女神、タイムズスクエアなど一度は写真で見たことのある風景に実際に、学校のクラスメイト達と行くことができます！
3.ボストン夏休み留学の滞在方法
あなたは、市内の中心部に位置する私立高校の学生寮に滞在します。ルームメイトの数は２～４名です。ルームメイトは、基本、日本人以外の留学生です。
4.授業後のアクティビティは？
ボストンのサマープログラムには、下記の様な魅力的なアクティビティが色々と用意されています。
1)ハーバード大学
ハーバード大学は、１６３６年に創設されたアメリカで最も歴史のある大学です。伝統も教育レベルも世界最高峰の大学と言っても過言ではありません。
アメリカの大統領、ノーベル賞受賞者、世界的な起業家などを多数輩出している大学です。
ハーバード大学のキャンパスは、とても自由な空気が流れています。ボストン夏休み留学プログラムに参加することで、アメリカの教育の雰囲気を肌で感じることができるでしょう！
2)マサチューセッツ工科大学 (MIT)
マサチューセッツ工科大学（通称MIT）は、最新のテクノロジーを探求する大学として世界最高峰の大学と言われています。多数のノーベル賞受賞者やIT企業の創業者を輩出する大学です。ハーバード大学もMITも世界最高峰の大学ですが、キャンパスの雰囲気はかなり違います。ボストン夏休み留学プログラムに参加して、その違いを肌で感じてみてください！
3)ボストン美術館
ボストン美術館は、ニューヨークのメトロポリタン美術館、シカゴ美術館と並んでアメリカの３大美術館として有名です。エジプト、中国、インド、ギリシャなどの古代アート、ヨーロッパのルネサンスアート、モネ、ゴッホ、ピカソなどの印象派のアートなど世界的な芸術作品を間近に感じることができます。展示作品の多さから、一日では全て鑑賞することができないと言われる程、大きな美術館です。ボストン夏休み留学プログラム参加の方には、日本ではなかなかお目にかかれない作品を存分に堪能していただきたいです！
4)ニューベリー・ストリート
ニューベリーストリートは、ボストンでも一番オシャレなエリアとして地元の人達に親しまれています。東京でいうと、表参道や自由が丘といった感じの場所かもしれません。
このストリートは、１９世紀のイギリスの面影を残す落ち着いた赤レンガ造りのビルが立ち並んでいます。
レストランやカフェをはじめ、アートギャラリーやアンティークショップなど、個性的なお店が多くあるのも特徴です。
5)ダック・ツアー
ダックツアーは、水陸両用車に乗ってボストン観光を楽しみます。ボストンコモンの公園、旧マサチューセッツ州議事堂、そしてクインシーマーケットなどの観光名所を巡ります。その後、ボートでチャールズ川に入り、川の上からボストンの綺麗な街並みを眺めて楽しみます。ダックツアーのナレーションは、ボストン夏休み留学ツアーに参加される方達の英語のレッスンにもなることでしょう！
7)フリーダムトレイル
フリーダムトレイル（Freedom Trail）のフリーダムは「自由」、そしてトレールは「通った跡」という意味です。1776年7月4日まで、イギリスの植民地として存在していたアメリカが、独立宣言をするまでの道のりがボストンにはあります。トレイルは、全長４キロメートルの道です。ダウンタウンを出発して、ゴール地点のチャールズタウンのバンカーヒル記念塔までに１６ヵ所の史跡を巡ります。週末などを利用してアメリカ建国の歴史を感じられるのもボストンの魅力です。
5.よくある質問
Q:プログラムには、何歳から参加できますか？
A: １２歳以上の方が参加対象となります。
Q:STEMキャンプに参加するための英語力はどれくらい必要ですか？
A: 参加に必要な英検、TOEFL、TOEICなどのスコア等の定めは特にございません。
しかし、STEMキャンプでは、色々な国から集まった留学生同士でグループになってプロジェクトを進めます。
なので、グループメンバーとの英語でのコミュニケーションをできる英語力は最低必要となります。
Q:ボストンの空港から滞在先まではどの様に移動するの？
A: ボストン到着時、空港では参加者の方を送迎ドライバーがお待ちしております。
また、帰国の際は、送迎ドライバーがホームステイや学生寮へ出迎えに行き、空港ゲートまで送っていただけます。
Q:STEMキャンプ中の食事はどの様になっていますか？
A: STEMキャンプのある平日は、朝、昼、晩の３食が付いています。休日は、朝食と夕食の２食です。
Q:ハーバード大学のクラスルームへはどの様に移動しますか？
A: ボストン市内の市立学校の学生寮から、ハーバード大学のキャンパスへ地下鉄で移動していただきます。
