日米の大学の教育システムについては、類似する点もあるますが、異なる点も数多くありますので、ここでは6つの代表的なポイントを紹介させて頂きます。

●その1:アメリカの大学には入試がない

一般的には日本の大学は、年に一度の入学試験があり、合格した学生のみが入学できるというのが一般的です。(一部、推薦などの例外もありますが)一方、アメリカの大学は、日本の様な入学試験制度がなく、アドミッションオフィス(Admission Office)という入学許可のオフィスに、必要書類を提出して合否を待つというケースが一般的です。

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もちろん、ハーバード大学やMITの様なトップスクールへの合格は、日本の大学以上に困難ですが2年制のコミュニティーカレッジなどへの入学は、語学にハンディのある留学生でも比較的に簡単に入学できます。

●その2:学部専攻は、入学後に比較的自由にできる

日本の大学では、大学で4年間何を勉強するかは、入試の合否が決まった時点で決定されてしまうのが一般的です。仮に、入学後に本当にやりたい学部が判明しても変更は日本では困難です。しかし、アメリカの大学では、上記の図解の様に、はじめの2年間は、リベラルアーツという一般教養を学びます。一般教養は、英作文、文学、歴史、数学、科学、心理学などの様々な分野を浅く広く学びます。その中で、自分に本当に興味のある分野を見つけ、3年生になった時に、学部を決定するというのが一般的です。

●その3:大学間の編入が日本より頻繁

日本の大学では、一般的には、入試で合格した大学に卒業するまで在籍するのが一般的です。しかし、アメリカでは、編入(transfer)というシステムが確立されており、仮に、2年制のカレッジに、はじめに入学しても、G.P.A.(Grade Point Average)という成績値を高く維持し、編入先の大学が要求する条件を満たしさえすれば、下記のケース2の様に色々な進路のオプションが増えます。ただ、ケース1の様に日本で進学するアメリカの大学を決定した場合は、選択の幅は狭まります。

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●その4:G.P.A.という成績値を重視するアメリカ大学

日本の大学は、一度入学すれば、卒業するのは比較的に簡単だと言う人もいます。(※日本の理系学部は、私自身、難しいと思いますが)ただ、アメリカの大学は、理系・文系の学部に関わらず、G.P.A.(Grade Point Average)という成績値がある一定値に達しないと、他の大学に編入したり、在籍する大学を卒業する事もできません。なので、このG.P.A.を維持するという事は、多くのアメリカの大学の学生にとって重要な課題と言えます。

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●その5:ダブル・メジャー(2つの学部)を取って卒業もできる

日本の大学は、一般的に入試で合格した学部の勉強を卒業まで勉強しますが、アメリカの大学では、ダブル・メジャー(Double major)と言って、2つの学部の単位を取得して卒業する事が可能です。

例えば、下記の様なケースもあります。

例1)心理学 + コンピューターサイエンス

例2)ビジネス + アート

例3)観光学 + スペイン語


組み合わせは、無数にありますが、重要なポイントは選択した学部の単位を卒業に必要とされるG.P.A.(成績)を維持して全て履修できるかという事です。

●その6:学生であっても自己責任が求められるアメリカ

日本の大学は、一度入学をしてしまうと、アメリカの大学と比較すると大学のスタッフも「退学させずに卒業させてあげる」といった雰囲気があるかもしれません。実際に、ある日本の地方の大学では、学生が授業に出てこなかったら、大学のスタッフが出る様に説得しに学生の家を訪問したという話しを聞いた事があります。

アメリカの場合は、まず、その様な事はありません。いくら優秀な成績で入学したとしても、授業に登録して出席しなければ、そのコースのG.P.A.はゼロになり、あとでいくら最高の成績を取り続けても、卒業に必要なG.P.A.に到達できなければ卒業して学位をもらう事はできません。

※もっと、このトピックに関して詳しくお知りになりたい方は、お気軽にお問合せください。

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