ボストンで活躍した日本人アーティスト麻生花児(Mr. Kaji Aso)の魅力

麻生花児氏(Mr. Kaji Aso)の経歴

麻生花児氏は、日本とアメリカ合衆国において尊敬されるアーティストです。彼の作品は、日本の内閣総理大臣私邸、東京国立近代美術館(東京)、ニューヨーク近代美術館、ボストン美術館、パドヴア美術館(イタリア)、ステート・プーシキン美術館(モスクワ)などに収蔵されています。

日本では、彼の8点の作品は、芸術家が受取れる最高の栄誉である国有財産に1988年、登録されています。人間国宝のツアーがボストン美術館を訪問した際、麻生氏は、確固たる習字と墨絵の実演を行いました。


麻生氏の絵画はニューヨーク近代美術館やボストン美術館など世界の美術館で収蔵されています。

過去34年間、麻生花児氏は、芸術家と彼らが住む社会の間の繋がりを強める事で生活の質を向上させる事に捧げてきました。

彼の受賞した数多くの賞や名誉は、「著名なボストン市民(1980年)」「ニューオリンズ市名誉市民(1983年)」「ボストン市長、マニーノ氏からの表彰の証明書(1995年および1998年)」「イタリア、パドヴア市長からの敬意のメダル(1995年)」「ポルトガル、リスボン市からの敬意のメダル(1997年)」などがあります。

1996年、麻生花児氏は、中国の北京アートアカデミーより世界の最も評価の高いな国際的な書道家の1人に選出されました。

2002年、6月に発行のボストン・マガジン誌では、麻生氏を「私達が愛する40名のボストニアン」の1人にも選ばれました。

麻生花児氏は、最近2つの重要は賞を受賞しました。彼は、インターナショナル・バイオグラフィカル・センター(英国ケンブリッジ市)より「20世紀の傑出した2000人」の1人として承認されました。

彼はまた、アメリカン・バイオグラフィカル・インスティテュートより「500人の影響を与えるリーダー」として表彰されました。この賞は、アメリカ合衆国の国会図書館(ワシントンDC)に永久記録されています。

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「500人の影響を与えるリーダー」に選出

アメリカン・バイオグラフィカル・インスティテュートより

麻生花児氏は、またボストン美術館付属美術大学のアートの教授でもあり、1998年には、ボストン美術館の館長のマルコム・ロジャース氏より30年以上の勤労への感謝状を受取りました。

素晴らしい才能を持った麻生氏は、何百人もの学生達にインスピレーションを与えてきました。

彼は、定期的に多種のセミナー、大学、アートセンターなどで講義やデモンストレーションを行ってきました。カジ・アソウ・スタジオ (Kaji Aso Studio)は、アートへの総合的な学問のアプローチを提供し、そこのギャラリーは、展示会、詩の朗読、コンサートなどを行います。

麻生氏は、画家、オペラのテナー歌手、詩人である他に、冒険家でもあります。彼は、何年間もかけ、芸術家達と世界の有名な川をカヌーで下る冒険を指揮しました。

それらの芸術家は、その経験を持ち帰り、他の人々と色々な媒体の展示を通じ、経験をシェアします。

●麻生花児氏の経歴:

出生地:日本、茨城県、取手市

【1967-2000】 
ボストン美術館付属美術大学
(マサチューセッツ州ボストン市フェンウェイ)
上級教授メンバー、水彩画・油絵・日本の筆の運び方

【1988-98】
ボストン美術館付属美術大学/学校法人Kaji Aso Studio主催
「伊豆・奈良・京都」

【1969-2003】
アダルト・エデュケーション・ケンブリッジセンター
(マサチューセッツ州、ケンブリッジ市)
絵画のインストラクター

【1961-1965】
女子美大学・短期大学
版画、特別講師

●学歴:

BFA(絵画のアート学士)東京藝術大学
MFA(版画のアート修士)東京藝術大学

●職業とそれに関連した活動

【1972-2006】 
-Kaji Aso Studioカジ・アソウ・スタジオ(学校法人)および
「自然と魅惑のギャラリー」運営

-住所:40 St. Stephen St., Boston, MA

-芸術研究機関、共同ギャラリー

麻生花児氏が設立したKaji Aso Studioの外観

➡【ボストンのアート学校Kaji Aso Studioの紹介

●麻生花児氏の受賞実績

【1998】
「500人の影響を与えるリーダー」アメリカン・バイオグラフィカル・インスティテュート(米国)この賞は、アメリカ合衆国の国会図書館(ワシントンDC)の永久記録リストに含まれます。

【1998】 
「20世紀の傑出した2000人」インターナショナル・バイオグラフィカル・センター(英国ケンブリッジ市)

【1997】
ポルトガル・リスボン市長より、芸術家を率いたタホ川の川下りの冒険を成功に導いた名誉のメダル

【1996】
中国の北京アートアカデミーより世界の最も重要な国際的な書道家の1人としての認証状を授与する。

【1995】
ボストン市長のメニーノ市長より認証状を授与。
(ボストン市長代理特使)

【1993】
ボストン市長のメニーノ市長より認証宣言を授与。
(学校法人KAJI ASO STUDIO ボストン名誉市民団体)

【1989】  
ボストン市長のレイモンド・フライン市長は、ボストン市への彼の豊かな文化的な貢献を称えた事を刻んだポール・レベア杯を贈呈。

【1986】
米国国税局より麻生氏の文化的な社会への貢献を称えた額を授与。

【1983】
ルイジアナ州、ニューオリンズ市より名誉市民に認定。

【1980】
ボストン市誕生350周年記念の栄誉として「卓越したボストン市民」としてボストン市より公表。

●麻生花児氏の講義実績

【2000】
日本の京都との姉妹都市プログラムにより「禅とアート」:
プロマウス・パブリック図書館にて

【1989-99】
書道と墨絵のワークショップ: ウォーセスター美術館

【1997】
マサチューセッツ州の大学の教授陣向けに書道および墨絵の講義/実演 
(マサチューセッツ州・ローウェル市)

【1996】
Authur D. Little社 Best of the Best、世界から集まった上級管理者向けセミナー。
書道と墨絵の実演および講義

【1995】
Lorenzo De Medici フローレンス・アート・インスティテュートにて水彩画の講義および実演。
連邦準備銀行のボストン支店のギャラリーでの講義。

【1993】
ロータス・ディベロップメント社にて日本のアートの歴史と文化を講義

【1993~】
ハーバード大学にて日本のアートの歴史と文化を講義
秋のハーバード大学のキャンパス

【1993~】
マサチューセッツ工科大学のジャパン・プログラム(マサチューセッツ州、ケンブリッジ市)にて日本の書道と茶道を講義
マサチューセッツ工科大学の外観

【1985】
京都と奈良にて講義

【1984】
ボストン美術館にて、水彩画における東洋の伝統を実演し講義する。

ボストン美術館の外観

【1983】
「芸術から道へ」の講義(マサチューセッツ州、ボストン市)

【1981】
タフツ大学にて「禅とデカルト」講義(メットフォード市)

【1979】
フィリップス・アカデミー(マサチューセッツ州アドバー市)にて、日本大使館が主催する高校生と大学生の先生の為のセミナーを実施。
「東洋アートの講義と実演」

【1978】
ハーバード大学 「東洋の芸術のスピリット」
(ガドマン図書館にて)

●麻生花児氏に関連する出版物

・「パリの物語」出版・挿絵
・デルタ・スカイ・マガジン、カバーの挿絵
・「私の人生の春」(Shambhala)俳句の挿絵
・「水の音」(Shambhala)俳句の挿絵
・プロテウス、オリジナルの詩の巻
・物質と現象、オリジナルの哲学の論文
・「通り過ぎる考え方」吉田兼好の伝統
(哲学的な論文 13世紀の日本)

●麻生花児氏の記事一覧

・読売文化センター 2004年 
「C&L」・「ボストン夜話」連載

・小学館 1998~99年 
「小六教育技術」連載

・Aica Eyes 1997年夏、「春のボストン」

・Shambhala、1997年7月、「俳画」について

・マリ クレール、「ボルガの川下り 1989年」出筆

・ボストン大学の教育ジャーナル 1984年

・Vol.166 No.4 何がアートの源か?

・イースト・ウェスト・ジャーナル 「生きる宝」1983年

・アートメディア2000年

・アメリカの芸術家の中のWho’s who 1993年

・美術の窓 (日本のアートマガジン) 1993年

・三彩(日本のアートマガジン)1987年、88年、89年、92年、93年

・注目すべき男性と女性へのミーティング

・イースト・ウェスト・ジャーナルによって出版された本 1989年

・週刊読売・「さーくるの同窓会」1985年、
「カヌーで下った!セーヌ川600キロ」1987年

・週刊朝日・「冒険する画家」1989年

●麻生花児氏のドキュメンタリー

・フジテレビ(日本)「すこやかさん」 1988年

・NHK (日本) 衛星放送開局記念番組「セーヌ川下り」
インタビュアー:岸恵子女史 1987年

・NHK(日本)ハローワールド 1987年

・「麻生花児」シティーライン、チャンネル5

・「麻生花児」ニューイングランド・ケーブルニュース、チャンネル38
(ボストンおよびニューイングランド地方 1989年)

・「カジ・アソウ・スタジオ/ナイル川」
ボストン市民図書館にて展示、1994年

・ギャラリー「自然と誘惑」ボストン、1993年
「カジ・アソウ・スタジオ/ボルガ川」

・ボストン美術館(ボストン市)1990年

●麻生花児氏の冒険と催事記録

【2003】
東京・龍雲寺「春声・麻生花児コンサート」

【2001】
カジ・アソウ・スタジオ サマースクール「ギリシア・クレタ島」

【1997】
カヤックでイベリア半島(スペイン/ポルトガル)に位置するタホ川を芸術家のグループを率い下る。

【※1993】
花巻アートコロニ―の開催(岩手県)
麻生花児氏が指揮・コーディネートして、ボストン美術館と共同して文化交流を行う。                                

【1993】
ナイル川(スーダンのKhartoumからエジプトのカイロの区間)を芸術家のグループを率いてカヌーで下る。
※「ヌビアの旅」18mm映画制作

【1991】
北上川全行程を日・米メンバーで下る。

【1989】
現ロシアがソビエト連邦時代、ボルガ川の全長を45日間、カヤックでアメリカ人、日本人、ロシア人総勢45名の芸術家達のグループを指揮。
※「ヴァルガの旅」DVD制作

【1987】
フランスのセーヌ川の全長をカヌーで下る際、芸術家達を指揮。
日本の全国放送NHKがこの冒険をドキュメントとして記録しました。

【1984】
京都・平安建都1200年記念「麻生花児歌曲の夕べ」

【1983】
ミシシッピ川の全長をカヌーといかだで下る芸術家達を指揮して下る。新聞社・ボストングローブ誌がこの冒険をドキュメントとして記録しました。

【1985】
雑誌社RUNNERS(日本)と共同で、芸術家のグループの計画者/まとめ役として信濃川の川下りを行う。

【1985】
カジ・アソウ・スタジオ・サマースクール「京都・奈良」

●旅の記録

東南アジア、東洋、ヨーロッパ、エジプト、ギリシャなど広域にわたり1人旅をする。

●展示会

(何も記載のない場合は、全て麻生氏単独の展示会です。)

【2006】
11月にポーラ・ミュージアム・アネックスにて「麻生花児遺作展」

【2005】
ポーラ・ミュージアム・アネックス(東京・銀座)

【2004】
ポーラ・ミュージアム・アネックス(東京・銀座)

【2003】
ポーラ・ミュージアム・アネックス(東京・銀座)

【2001】
Digitas社、プルデンシャルセンター 
(マサチューセッツ州、ボストン市)
サウス・ショア・アート・センター 
(マサチューセッツ州、コハセット市)

【2000】
「えがおのパリくん」本の挿絵の展覧会

【1999】
「20世紀の傑出した2000人」
表彰記念の展示会
高島屋・新宿展ギャラリー(東京)

【1998】
カリフォルニア州、Sausalito市 ギャラリーPiazza 、絵画展

【1997】
Bunkamura Gallery(東京・渋谷)、絵画展
ラッセルカレッジ(マサチューセッツ州、ニュートン市)
ギャラリー青羅(東京・銀座)水彩画、墨絵の展示会

【1995】
ギャラリー・れいしん(茨城県・取手)にて絵画展
連邦準備銀行(ボストン支店)にて麻生花児展
Galleria Civica(イタリア・パドヴア市)麻生花児展
Istituto Zambler (イタリア・ベニス市)麻生花児展

【1994】
三越百貨店(東京・新宿)絵画展

【1993】
Thomas P. O’Neil Jr. 連邦政府ビル
(マサチューセッツ州、ボストン市)
書道と墨絵の展示会

Park Laneギャラリー(東京・渋谷)Jeanne Gugino氏と2名の作品を展示、絵画と彫刻

【1992】
Fuller美術館(マサチューセッツ州、ブルックトン市)
書道と墨絵の展示会
高島屋(柏市)絵画展
愛宕山ギャラリー(東京・銀座)水彩画展
花巻市民ホール(岩手県・花巻市)絵画展

【1991】
サウスステーション(マサチューセッツ州、ボストン市)ボルガ川、
マルチメディア展示会
愛宕山ギャラリー(東京・銀座)絵画展

【1990】
オリージャ・ヴィエデ・ギャラリー(東京・赤坂)墨絵展
連邦準備銀行(ボストン支店)にてカジ・アソウ・スタジオ展
愛宕山ギャラリー(東京・銀座)

【1989】
愛宕山ギャラリー(東京・銀座)絵画展

【1989】
ギャラリー「Nature and Temptation」マサチューセッツ州ボストン、
書道および墨絵
茨城県立近代美術館 開館招待出展

【1988】
愛宕山ギャラリー(東京・銀座)
1月:墨絵展および実演
8月:KAJI ASO STUDIOメンバー展

【1987】
ギャラリー「Nature and Temptation」マサチューセッツ州ボストン
フランスの印象、グループ展示

【1987】
愛宕山ギャラリー(東京・銀座)エッチング展

【1986】
愛宕山画廊(東京・銀座)

【1985】
愛宕山画廊(東京・銀座)

【1984】
連邦準備銀行(ボストン支店)にてカジ・アソウ・スタジオ展

【1983】
ボストン市庁舎、メインホール、マサチューセッツ州ボストン市
ミシシッピ川、カジ・アソウ・スタジオ展

【1980】
Jaymark ギャラリー、カリフォルニア州・サンフランシスコ市、
絵画展

【1978】
ハーバード大学、Gutman図書館
(マサチューセッツ州ケンブリッジ市)
書道および墨絵

【1976-1979】
高島屋アートギャラリー(東京・日本橋)絵画展

【1973-1975】
Worcester美術館(マサチューセッツ州、Worcester市)
選ばれた広く活躍するアメリカの芸術家

【1971】
インスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アート
(マサチューセッツ州ボストン市)選ばれたアメリカの芸術家

【1969】
卒業生のギャラリー、ボストン美術館学校(ボストン市)
Nature & Temptation
展示会のプロデューサー

【1967-1968】
Siedenbergギャラリー、ニューヨーク市
Ward-Naseギャラリー、ニューヨーク市
ニールセン、ギャラリー、ボストン市

【1964】
・東京国際版画ビエンナーレ展
・ワーグナー・フェスティバルの国際招待ショー
Bayreuth, 西ドイツ(6名の日本人の代表者の1人)
・夢土画廊(東京・銀座)エッチング展

【1963】
東京国立近代美術館(東京)国際招待ショー

【1963】
夢土画廊(東京)

【1962】
夢土画廊(東京)、祇園ギャラリー(京都)
版画新人ジャーナル賞展、春陽会版画部サンフランシスコ展
現代銅版画展(日本橋画廊・東京)

【1961】
版画協会展(東京)
春陽会展(東京)
三人展(中華民国)
現代版画家展(日本橋画廊・東京)

●麻生花児氏の作品全集のリストの一部

東京国立近代美術館(国有財産として登録されている作品)
ボストン美術館(ボストン市)  
近代美術館(ニューヨーク市)  
チェコスロバキア国立美術館 
チェース・マンハッタン銀行(ロックフェラー・コレクション)
ゼロックス社
ステート・プーシキン美術館(モスクワ)
日本総領事(ボストン市)

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