コミュニケーション力を磨けたボストン生活

語学学校の友達とガードナー美術館へ

・お名前: Ito様(愛媛県)
・留学期間:6ヶ月間
・タイプ: 語学留学


今回は、日本の国立大学でコンピュータサイエンスを専攻される伊藤さんに、ボストンへの半年間の留学の体験談を語って頂きました。大学では、研究中心の生活をされていた伊藤さんが、日本とは大きく異なる自由なアメリカの空気の中で、どの様に異文化の人達とのコミュニケーション力を磨いたかを伺いました。

Q:6カ月のボストンでの留学生活はいかがでしたか?

私が学んだFLSボストンでは、南米、ヨーロッパ、中東、アジアなど色々なエリアから多様な学生が集まってきていたので、刺激的でした。日本の大学では、同世代の学生の友達しかいませんでしたが、FLSで親しくなった友達は下は15歳のロシア人、上は父と同年代のトルコから来た会社員など様々でした。国や年齢の違いは関係なく、本音で話し合える友達ができたのが、この学校での生活でよかったところです。

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語学学校の友達達と(最後列の一番左側)

Q:アメリカの生活にはすぐに慣れましたか?

私は、海外での生活自体、はじめてだったので、渡米後1~2週間程は、文化や風習の違いに戸惑いましたが、徐々に慣れていきました。気付いたら、自然とクラスメイト達と、片言ながら、他愛もない話ができるようになっていました。

Q:日本とアメリカの生活の一番の違いは?

私が日本で生活していた頃は、友達同時、計画を立てて行動することが多かったです。でも、アメリカでは、みんな日本ほど計画を立てずに行動します。行動していく間に、色々と形が見えてくることもあることに気づきました。だから、私の場合、こちらで生活して臨機応変さが身に付きました。

Q: 語学学校での授業はどうでしたか?

A:私は、レベル5(中級)からスタートしレベル8(上級)まで進むことができました。クラスは10~13名の比較少人数で構成されているケースが多かったので、先生とコミュニケーションする機会が多く持てたと思います。

あと、クラスの中で、よく意見を求められる機会がありました。はじめは、「正しい答えをしなければ」と思ってなかなか返答できませんでした。でも、後にその考え方は間違っていると気づきました。先生は、「正しい答え」を求めているのではなく「私の考え」「なんで、その様に考えるか?」などに興味を持っているのだと気づきました。

Q:ボストンでの思い出は?

A:留学前に、日本の大学の教授に、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授を紹介して頂きました。そのご縁で、語学学校が終わった後、その教授を訪問しました。MITのラボの学生の方々と話す機会を頂けましたので、片言の英語だったにも関わらず、研究の事について英語で話してみました。お互いに興味を持っているテーマで、しかもコンピュータの言語などは共通だったので、意思疎通ができて、とても貴重な経験でした!学術都市、ボストンならではの体験です。

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マサチューセッツ工科大学の奇抜なデザインの建物

Q:留学から帰ってきて一番変わったと思うことは?

私は、単刀直入に自分の意見が相手に言える様になりました。留学中、周りの留学生の友達も英語が母国語ではないので、「相手を察して、間接的な表現」をすると、180度逆に伝わり、誤解が生じてしまいます。だから、「自分の意思」と「その訳」を完結に伝えることができれば、英語力が100%でなくてもコミュニケーションは十分できると自信がつきました。

あと、帰国前に、アムトラックという高速鉄道で、シカゴ経由でボストンからサンフランシスコを旅してきました。電車内で、アメリカ人のバックパッカーや、色々な国の人とも友達になって、日本人とするような日常の会話をしていました。日本では研究室に籠ることも多かった理系学生の私が、半年後にこんなアクティブになれているとは想像も付きませんでした!

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長距離電車でボストンからサンフランシスコへ移動

Q:これからボストンへ留学する方へ一言!

A:ボストンは学園都市で、色々な国からそれぞれ全く異なるバックグラウンドを持った学生が集まっています。勉強に集中しやすい環境でもあるし、たくさんの人に出会える場所です。ニューヨークやサンフランシスコにも行きましたが、住むにはボストンが一番だと感じました。ぜひ一度ここボストンで直接、英語や様々な文化を感じながら生活してみてください!

Q:ボストンのお薦めスポットはどこですか?

 
A:僕の一番オススメの場所は、イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館(Isabella Stewart Gardner Museum)です。この美術館は、建物の中心の吹き抜けがガーデンになっていて、その周りに展示品が並んでいます。天井のガラスから光が差し込んでいて、本当に美しい場所です。

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ガードナー美術館の中庭

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学校のクラスメイトと

※今後の伊藤さんのご活躍が楽しみです。貴重なお話をして頂き本当にありがとうございました。

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