カレッジコース:世界文学(World Literature)

アメリカの大学クラス

世界文学(World Literature)

●コース名、成績、単位数

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※単位の取得時期:2年生の前期(秋学期)& 2年生の後期(春学期)

transcript

●どんなコースだったか?

私の通ったカレッジでは、卒業の必須科目としてLiterature (文学)のコースを2つ(計6単位)取る必要がありました。文学コースの選択は下記の3つがありました。
1) アメリカ文学 (American Literature)
2) イギリス文学 (British Literature)
3) 世界文学 (World Literature)

私が世界文学に興味を持った理由の1つは世界の長い歴史を文学を通じ学べると思ったからです。アメリカ文学の歴史はトムソーヤの冒険や若草物語など100数十年前の作品でした。また、イギリス文学のシェイクスピアにしても500年程の歴史でした。その一方、世界文学は旧約聖書やギリシャ悲劇などがあり、その歴史は数千年にも及ぶものも多く含まれました。

私は、この数千年もの間に、変化せずに語り継がれてきた世界の名作を読む事に興味があり、英語力には不安がありましたが思い切って、2年生の前期と後期に世界文学を2コース受けてみました。

その結果、本当に多くの事が学べ、私にとっては大成功でした。特に文学作品を通じ、西洋の歴史を、起こった出来事で理解するのではなく、文学に出てくるストーリーによって知ることができたのは大きな収穫でした。

世界文学の教科書は今も大切に保管してあります


●仏教国の日本人の私が旧約聖書を読んだ感想

旧約聖書は、数千年前に書かれたユダヤ教やキリスト教の正典でありますが、文学作品としてカレッジの授業でも多く読まれていました。この聖書は、アメリカ人を含む西洋キリスト教文化の人たちのモラル(道徳)のベースになっていると言われましたが、仏教国の日本から来た私には、必ずしも共感できる内容ではありませんでした。ただ、この様なアメリカ人を含む西洋人の文化の原点に文学を通じて触れられた事は、後の大学生活においても大きなプラスとなりました。

●現代にも通ずるギリシャ悲劇のストーリー

キリスト教がヨーロッパに広まる以前の紀元前6世紀頃、古代ギリシャの都市で上演されていたものが、現代にも語り継がれています。私にとっては、ギリシャ悲劇の内容は、現代の日本人の私にも、かなり共感できるところがあり、ストーリーの中に引き込まれる様な楽しさがありました。特にお薦めの作品は下記です。
1) オイディプス王 (King Oedipus)
2) ホメロス (Homer)

興味のある方は、日本語でも本が出ているので読んでみる事をお勧めします!

●ロシアの文豪、トルストイの作品にはまった

この他にも、私が好きだったのがロシアの文豪、トルストイの作品でした。彼の晩年の作品に「The Death of Ivan Ilych (イワンイリッチの死)」というものがあります。私はその作品に興味を惹かれてリサーチペーパーを通じ、トルストイがこの作品を通じて本当に伝えようとしていたかを探究しました。

苦手意識のあった文学のリサーチペーパーではB+の評価を得る!


主人公のイワンは、シェイクスピアやギリシャ悲劇の文学作品に出てくる主人公の様な特別な性格や生い立ちがあるわけでもなく、不治の病で死を目前にする中年男性でした。この作品は、その主人公の死が近づくにつれて変化していく心情を描写するというものでした。若く健康な日々には、「生きる意味とは何か?」(What is the meaning of life?)という事を考えた事もなかった主人公が、皮肉な事に、死を間近にして些細な生きる事の喜びに気付いていくという内容でした。

10代の頃の私は、心身ともに健康でした。しかし、この様な文学作品の探究を通じ、真剣に普遍的なテーマを考える機会が与えられた事は、後の人生でも大きなプラスになりました。

※各カレッジの教授によっても授業の内容は異なりますので、上記はあくまで参考としてご覧くださいませ。

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