昔から日本では、「アメリカの大学は入学するのは簡単だけど、卒業するのが難しい。」とよく言われているのではないでしょうか?皆さんも、このような事を一度は聞いているのではと思います。

ただ、「どこが、どう難しいのか?」という質問になると答えられる人は少ない事でしょう。このガイドでは、かつて全く海外生活の経験なしでアメリカの大学へ留学し、アメリカの大学の仕組みを学び、卒業時には学部代表にまでなった大学留学コンサルタントが、これから留学される方が困難だと予測される事と、その克服方法を経験から打開する考えをお伝え致します。

その1:アメリカ人を上回る論文を書けた秘訣

私は、日本の中学・高校時代、夏休みの宿題で読書感想文を書くのが苦手で、一度として評価された事はありませんでした。しかし、アメリカの大学では、学部代表に推薦される論文を、英語で完成される事ができるまでになりました。

それでは、私は、英語の力が他のアメリカ人よりも身に付いていたのでしょうか?いいえ、私はそうは思いません。詳しくは、動画をご覧ください。

その2:卒業に必須の成績値を維持できた秘訣

アメリカの大学は、G.P.A.(Grade Point Average)という成績値がA~Fの5段階評定を基に算出されます。この値が低い学生は、短大から4年制大学への編入もできないだけでなく、卒業する事もできません。

一般的には、英語のハンデを負った日本人留学生は、アメリカ人よりこの成績値を維持するのが困難だと考える方もいる一方、私の場合は、英検4級レベルから大学留学をスタートしたにも関わらずアメリカ人をも上回る成績をゲットする事に成功しました。

その3:進学大学のランクを上げられた秘訣

日本で教育を受けた人にとってみると『入試で合格して入った大学=卒業する大学』という考えを持っているのが普通ではないでしょうか?

しかし、日本の様に入学試験制度を持たないアメリカの大学では、上記の様な考え方が自分の進学できる大学のレベルを制限してしまう結果になってしまう事を知っている方は逆に少ないのではないかと推定します。

私のケースですと、留学前はTOEFL320点と英検4級レベルだった私は、当初、名古屋の留学エージェントの方から、全米でも一番難易度の低いミズーリ州のカレッジ(4年制)を薦められてそこのカレッジ付属の語学学校で一時期学んでいましたが、それでも最低ラインのTOEFL500点を一年以内に取得するのは困難でした。

その結果、私は2年制のコミュニティーカレッジへの進学に切り替え、そのカレッジでGPAを維持した結果、下記の大学への編入許可が得られました。

●ニューヨーク州立大学
●ニューヨーク市立大学
●マサチューセッツ州立大学

特に、ニューヨーク州立大学は、アメリカでもトップ100に入る名門大学でした。このような大学への進学許可は、まず日本ではありえなかったでしょう。

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