留学体験記:震災後、東北からボストン留学に挑戦!

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2年半前の夏、東北・岩手県から5名の中学生なでしこ達が、夏休みに、普通では絶対にできない様な素晴らしい経験をボストンでされてきました。そして今回、2年が経過し、また彼女達から成長した姿を伝える貴重なお便りを頂きました。

まず、この中学生なでしこ達の素晴らしい経験について説明させて頂きます。長期の英語圏での生活などなかった彼女達が多くのアメリカ人の大人達を前に英語で心を打つプレゼンテーションをやってのけました。東日本大震災の体験を基にHow We Help Each Other – Living Through The Earthquake (お互いをどう助け合うか―震災を乗り越え生きる)というテーマの内容を発表しました。数十人ものアメリカ人を前で、約2時間、物怖じせず自分たちの体験を語りました。そして、講演の最後には、大きな拍手と被災地への募金が集まりました!(その寄付金は、全て在ボストン日本国総領事館に寄付されました。)下記が、ボストン市内で告知された”なでしこ達”のポスターです。

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ボストンの学校法人Kaji Aso Studioで東北震災の経験伝える5人のポスター


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和服でプレゼンに臨む5名のなでしこ


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真剣に耳を傾けるボストンの人達


ボストンから帰国したなでしこ5名中4名が地元の中学校英語弁論大会に出場・入賞を果たしました。そして、そのうち1名は、なんと県大会・弁論の部で2位入賞し、11月末に行われる『高円宮杯第65回全日本中学校英語弁論大会』への出場権を得ました。本当に素晴らしい実績ですね。

もちろん、2年半前のボストン留学の経験だけが、この素晴らしい結果を生み出したわけではなく、ボストン出発前、そして帰国後の彼女達の日々の英語上達への努力が大きな形になったものだと私は思います。ただ、彼女達にとって、2年前の、ボストン市民の前で自分たちの想いを伝え、深く繋がれた経験は大きなインパクトだったと思います。


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2013年9月6日の読売新聞で紹介された松村さんと小瀬川さん


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入賞を喜び合う二人の中学生なでしこ


ボストン留学に参加された、なでしこ達の今の心境をヒアリングしましたので、皆さんとシェアさせて頂ければと思います。そして、今後の留学の際の参考になさって頂ければ幸いです。

Q1:ボストンの留学経験から2年経ち、その時の経験が今に活きていると感じることはどんなことですか?


A: ボストンに留学したことで、知らない人にも積極的に声をかけて、すぐに友達になったりできる様になった。そして、何より良かったのは、自分に自信が付いたことです。大勢の人の前で英語を話すのが得意になったし、大好きになりました。(中2⇒高1、宮本さん)

A: 自分の意見をはっきり言う他の国からの留学生のように自分の意見を持てるようになったことです。学校で生徒会長とやっていますが、自分の意見を言えると気持良いです。(中1⇒中3、松村さん)

A:当時、すごく時間をかけてプレゼンテーションをして完成させたから、今高校でやるときに計画的にできる。どんな風に話したら相手が聞きやすいか、大事な事を伝えるにはどういう話し方をしたらよいかわかる。(中3⇒高2、嶋田さん)

A: 英語のネイティブの方の発音や話しをきいたら、ききとれる様になったこと。
(中1⇒中3、小瀬川さん)

A: 外国人の話しが少しずつ聞き取れるようになった。いろんな人との交流の中で自分の意見をしっかり持てるようになった。
(中1⇒中3、鈴木さん)

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ECボストンの学生寮の登録を英語でこなす5名


Q2:ボストンへの留学で自分が変わったと感じることはどんなことですか?


A:ボストンの学校に行った時、自分と同世代の外国人は英語をすらすらしゃべれるのに、自分はまだ何も喋れず、大きなショックを受けました。日本に帰ってきてから、英語の日記を書いたり、自分の言いたいことを英語に訳したりしているうちに、自分で長文を書いたり、両親や姉に英語で手紙を書けるようになりました。(中2⇒高1、宮本さん)

A:恥ずかしかったけど、積極的に自分から友達に話しかけるようにしている。そしていろんなことに好奇心がわいてきた。(中1⇒中3、鈴木さん)

A:英語の勉強に対して、より意欲的になりました。自分の語学力のなさを改めて痛感しました。全く知らない、考えも違う人達と約1週間一緒に過し多くの刺激を受けました。(中1⇒中3、松村さん)

A:海外の事に興味を持つようになった。英語が更に好きになった。そして失敗を恐れなくなった。(中1⇒中3、小瀬川さん)

A:今までは、ただ漠然と「海外に行きたい!」だけで、ボストンなんて知らなかったけど、ボストンに行くことになってその地域の歴史などを調べて知ることができた。今では、行く場所の歴史や何があったかを調べてから行くことにしている。(中3⇒高2、嶋田さん)

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2年前に5名でボストンを調査した思い出


Q3:ボストンの魅力は?


A: ボストンの街は、建物の色彩に統一感があり、とてもきれいな街だと思います。ボストンの街の人々も、道に迷った時、沢山の知らない人が手助けして下さって、心が温かくなりました。美術館などもあり、歴史が好きな私にとって、とても興味が湧くものが沢山でした。道路をカモが渡っている時、運転手さんが渡終えるのを待っているのを見て、素敵だなぁと思いました。(中2⇒高1、宮本さん)

A:大学が多く、留学にぴったりの街だと思います。きれいでおしゃれな街並みも居心地がよかったです。(中1⇒中3、松村さん)

A:都会で人が多い。レッドソックスやハーバード大学など有名なのが多い。(中1⇒中3、鈴木さん)

A:人が良い。優しい人が多い。活気に溢れていた。町並みがきれい。オシャレな人が多い。ゴミが少ない。(中1⇒中3、小瀬川さん)

A:海がきれい!最後の日に見た海はすごくきれいで感動したし、また来て同じ海を絶対見てやる!と思った。野生のリスがそこらへんを走っているのは日本では見られないから、ずっと見ていたかった。あと、これは初めて海外にいったのもあるかもしれないけど、どこの写真をとっても絵になるなぁとずっと思っていた。ただの歩道も日本と違ってコンクリートじゃないし、緑が凄く多いし、建物も全部かわいくて、リスいるし、写真におさめたくなる町です。(中3⇒高2、嶋田さん)

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ボストンのキレイな街並みを歩く5人


Q4:今、どんなチャレンジをし、将来どうなりたい?

A: 今は、まだ手紙とかしか書けませんが、2・3年して自分が生まれてから今に至るまでの本を英語で書きたいと考えています。自分が大人になったら、沢山の子供達に日本語・英語を教えたいと思っています。そして、英語を学ぶ楽しさをシェアできたら良いと思います。(中2⇒高1、宮本さん)

A:TOEFLを受けてみたい!今は、外国語学系のプロジェクトの1つとして発展途上国の子供達に勉強道具や文房具を送る計画を立てています。(中3⇒高2、嶋田さん)

A:すぐ諦めないで、何事にもチャレンジして、勉強もして誰かの役に立ちたい。海外に行きたい!! ボストンに行きたい!!(中1⇒中3、小瀬川さん)

A:たくさん勉強して、安定した職に就き幸せな生活をする。(中1⇒中3、鈴木さん)

A:英語の曲を聴いたり、映画をみたりして英語に触れるようにしています。将来、国籍関係なくいろんな人と関わり、色んな考え方ができる様になりたいです。ボストン大好きです!素晴らしい機会、ありがとうございました。(中1⇒中3、松村さん)

【最後に】

このレポートを作成するにあたって、体験談をシェアして頂いたなでしこの方々、当時、引率としてツアーに参加頂いたセイラ先生、そしてなでしこ達に英語のプレゼンテーションの機会を提供頂いたKaji Aso Studioのケイト校長、短期英語コースと滞在先を提供頂いたECボストン校のスタッフの方、改めてありがとうございました。

チャレンジする若い5名をこれからも暖かく見守っていきたいですね。また、機会がありましたら、なでしこ達の成長を紹介させていただければと思います。(ボストン留学サポート・小松志行)

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