冨永信太郎先生の講演 【日本経済新聞・本社にて】

2010 年 9 月 18 日
カテゴリー: 全ての記事, 私の友人達 — admin

文: ボストン留学サポート・小松志行

昨日、日頃よりお世話になっている私のメンターで、異文化コミュニケーションのコンサルタントとして活躍される冨永信太郎先生 の講演会が日本経済新聞の本社で行われたので参加しました。会場一杯に詰め掛けた人達の多さが冨永先生、そして異文化理解への関心の高さを表していました。今回は、講演を通じた私の気づきを皆さんとシェアしたいと思います。

128488503256016115964_sany00211
日本経済新聞社・本社のSPACE NIOにて

●英語のコミュニケーションは受信型でなく発信型

よく、日本の英語教育では、大学センター試験の英語、TOEICや英検をはじめ、テキストに書いてある内容を理解して正確に答える事が評価基準になります。一方、日本語であっても英語であっても日本人はコミュニケーションの中で、強く自己主張するという事はマイナスと捉えられる側面もあると思われます。
しかし、多くの外資系企業のコンサルタントをされビジネスの一線で英語を使われる冨永先生は、そのような既存の英語教育に対する考え方では、これからのボーダレスなビジネスフィールドでは適さないと言います。
21世紀型の英語は、受信型(試験英語)ではなく発信型(自己主張型)が必要だという事です。日本人として、しっかり自分の主義・主張を世界に発信できる人材がより求められるという事だと私は解釈しました。

●グローバルなSNSの活用

日本のSNS(ソーシャルネットワークサービス)はMixiが有名ですが、世界にもMixiに似たFacebookやLinked-inという英語のSNSがあります。(Facebookは今ではグーグル以上のアクセス数を誇ります。)それらは、単なる趣味の領域に留まらずビジネスチャンスに繋がる実例も多くあると言います。最近、メディアでも人気のツイッターを含めグローバルなSNSはコストをかけず無料でできる事を知っておくと英語学習だけでなくビジネスでも有利です。上記の発信型の英語のコミュニケーションは、これらのグローバルなSNSを使用すれば、誰でも今日からスタートできます。
※実は、私も冨永先生よりFacebookとツイッターへ招待頂き、スロースタートながらグローバルネットワークの構築を開始しました!あなたも、世界と繋がるチャンスです!

●英語は「学校の勉強の為」でなく「ビジネスの為」

日本では、『英語』は『数学』や『化学』などの教育の一部として捉える人が多いのではないでしょうか?高額な英語教材の代金を支払って金銭的にマイナスになっても教養が身に着けばOKという人もいると思います。ただ、冨永先生は、『英語を学ぶ⇒ビジネス(お金儲ける)』という発想は適切であると言います。私なりの解釈では、日本には、英語を使ってビジネスをするという発想がないので、皆、TOEICなどの試験で高得点を取る事に終始して、いっこうに外国の人達と深くコミュニケーションを取ろうとしないのではないかと思います。それでは、世界がオンラインでより狭くなる時代では、日本はさらに孤立してしまうのではないかと思いました。

128488536016216115745_sany00541

今回の冨永信太郎先生の講演は、大学の講義とは異なり、英語を具体的にビジネスに繋げるかのヒントが多く含まれていてアッというまの1時間半でした。
ボストン留学サポートもサービスを通じ、グローバルなビジネスで活躍できる人材を育成する事の重要性を強く感じる一日でした。冨永先生、多くの気づきを有難うございました。

Copyright © ボストン留学サポート

ボストン・ドリーム 【千葉県にボストンを再現!】

2010 年 9 月 6 日
カテゴリー: 全ての記事, 私の友人達 — admin

文: ボストン留学サポート・小松志行

この建物どこだと思いますか?ボストン? いえ、千葉県です!

先日、マサチューセッツ大学時代からの親友の“たかさん”が家を新築したという事で招待されました。しかし、ただの新築の家ではありません。ボストンの伝統的な赤レンガ作りの建物をイメージした特別な建物です。到着した瞬間、「ここはボストンか?」と思う程のこだわりに感激でした!

e3839ce382b9e38388e383b3e383bbe38389e383aae383bce383a0

たかさんは言います。「ボストンに留学していた学生時代から、いつかはレンガ作りの家に家族で住むのが夢だった。この夢が叶って本当に嬉しい!」

今、思い起こすとたかさんと私がアメリカの大学を卒業した1999年は、今の経済状況とよく似ていて「戦後最悪の経済不況」とか「就職氷河期」などと言われた時代で、留学生と言っても英語ができるだけでは、なかなか就職先が見つからない時代でした。

彼は、大学では私と同様に社会学(Sociology)を学んだにも関わらず、全く経験のないITエンジニアの職で下積みの底辺からスタートし、努力の末、外資系のIT企業でマネージメントを経験するまでになりました。今では、某大手通信会社で、海外戦略の要となる部署でエンジニアの仕事をこなし、チームの後輩達に英語でのコミュニケーション・スキル指導する立場にいます。

「逆境を乗り越え、家族でも会社でも、信頼されるたかさんを作った原点は何?」と私は彼に質問しました。「あのボストンでの経験がなければ今の自分はないね。外資系企業でマネージメントをしていた頃もUMASS(マサチューセッツ大学の愛称)のリサーチの授業と比較したら楽なもんだったよ。」 大学3年生の夏休みに彼と私は一緒にソーシャル・リサーチという、アメリカ人でも単位が取れない者が続出する授業を取りました。丸2日、寝ないで連続して共同で論文を書き上げた経験があります。その内容は、何十人もいるアメリカ人達の論文を上回り最高の評価を受けました。英語レベルは決して高いとは言えないアジア人留学生が最高の結果を短期間で出せたというのは、共に社会に出てからも大きな自信に繋がったと私は確信します。

留学経験は、自分の100%を出し切っても、勝てるかどうか解らない世界なので、皆必死になります。そんな経験を通じ、身に付けたものは本物で、社会に出てからも通用するものなのだと、親友のたかさんを通じ感じました!

e3839ce382b9e38388e383b3e383bbe38389e383aae383bce383a0efbc92

たかさんの小学生になる息子さんの部屋には、マサチューセッツ州の愛称「Spirit of America(アメリカのスピリット)」と刻まれた彼の留学時代の愛車のナンバープレートが大切に飾られています。父親に憧れ、世界に飛び出す日も、そう遠くないかもしれません!

Copyright © ボストン留学サポート

インド人の友人と串焼き屋で終電まで語る!

2010 年 4 月 5 日
カテゴリー: 全ての記事, 私の友人達 — admin

文: ボストン留学サポート・小松志行

先日、仕事帰り、東京・日本橋のある串焼き屋さんへインド人の友人と二人で行き、3時間以上、日本文化の事、インドの将来の展望、お互いのビジネスのビジョンなど色々なテーマで語った。日本人にはない発想がいっぱいで、アッというまの時間だった。彼とは、出身は違うが、30代中盤の同世代組で時代背景的にも共感できる間柄だ。彼は、日系の投資銀行で働くエリートで、日本語検定も1級の実力。日本社会の一線で活躍する彼から学ぶ事は多い。しかし、私が彼に関心があったのは、そのような華やかなバックグラウンドからだけではない。

欧米でも十分通用するであろう彼が日本にやってきた理由にとても関心があった。インドでは、金融やIT系など優秀な人材が、海外にチャンスを求めて出ていくらしいが、同じアジアである日本に行くのではなくアメリカやヨーロッパへ90%以上が行くらしい。日本へ行くのはせいぜい2~3%程だという。彼は、そのうちの1名だ。

私は『なぜ、あえて日本に来たの?』と尋ねた。 彼は答えた『僕は、日本の戦後の歴史が凄い感動した。西洋文明に完敗して、何もないところから世界No2の経済大国まで成長した。』今では、IT産業で発展を遂げるインドだが、彼が生まれた1970年代は、まだ貧富の格差も今以上に存在していただろう。そんな中、日本という国が彼にとって希望の星だったのかもしれない。

彼は、日本に来る前から日本に行く為の勉強に励んだという。学生時代には、日本で働く友人から『紅白歌合戦』のビデオテープを送ってもらってテレビ番組からも日本語や日本の文化を学んでいった。そんな彼は、今、日本の投資銀行で日本の海外進出をサポートする。

日本には、彼のように日本に希望を求め、日本文化を学び、日本に貢献している外国人が数多くいる。しかし、日本で生活する我々は、そのような人達の存在をどれくらい知っているだろうか?英語ができないから、外国人とはコミュニケーションできないと考える人もいるだろう。しかし、日本人が心を開き、彼らとコンタクトを取らない限り、彼らにとり日本は居心地のよい場所にはならないだろう。

私は、日本の10代や20代の若者達が、外国の人達と語り合い、意見をぶつからせながら、理解し合い国を超えた信頼関係を作っていけるような社会になるのを夢見る。日本の若者は海外へ挑戦し、魅力ある日本に世界から人々が集まってきたら、日本は活性化するだろう。

その為には、試験対策の英語教育にだけでなく、異国の文化を共有できる機会を若者に提供することも重要だと思う。ボストン留学サポートも、事業の一環として、日本にいる日本人に海外との関わりを持てる機会を提供するサポートにも乗り出す計画だ。お楽しみに!

色々な気付きを与えてくれた、私のインド人の友人に改めて感謝します。


Copyright © ボストン留学サポート