【第4回】岩手のなでしこ体験レポート EC Boston

中学1~3年生5名の岩手のなでしこ留学体験レポート、第4段は「アメリカのフードカルチャー編」です。5名に同行した先生のユニークな視点の観察日記です!

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12歳から15歳の初めての留学体験。感受性が豊かなこの時期に海外で見たもの、

聞くこと、新鮮に映る事でしょう。”いつもの当たり前”、”日本の常識が通用しない”・・・

戸惑い、時には圧倒され、時には緊張し、時には居心地の悪さを覚え・・・そんななかで、

自分自身を見つめたり、気づいたり。その都度、自分で考えて自分で選んで行動する。

間違うかもしれないけど、行動してみる、それが海外留学の醍醐味です。

その国の”当たり前”に自分を合わせていく順応性が問われます。



中学生(なでしこ)たちにとって、アメリカの”食事”もカルチャーショックの

1つでした。

成田空港に向かう新幹線では、「お腹すいた!」と10時半に昼食を食べ、

機内食は完食!した、,食べ盛りの彼女たちです。


が、ボストン着3日目には、「うどんが食べたいー!」、「お味噌汁ーー!」、

「ごはんーーー!」とつぶやき始めました。 


このECボストンプログラムには、寮での食事が平日3食含まれていて、

敷地内のカフェテリアで、朝昼晩の3食を頂きます。

no1
大きなカフェテリア・・・ですよね。

no2

no3
ビュッフェスタイルの食事。

リンゴとバナナとオレンジは、いつも出ていたようです。


我中学生なでしこたちは、だんだんプレートに取る料が少なく

なってきて、レタスのサラダだけ、スクランブルエッグとソーセージ

だけ・・・という子もいました。


「色んなものにチャレンジして食べてみよう!」という、

冒険心は意外とないようで、私としては少し残念でしたが・・・

アメリカ人の知人にも、「Dorm food(寮の食事)はまずいよね・・・しょぼん」

と何人にも言われ、確かに確かに・・・と私も米国の大学の寮の

食事をカラダが受け付けなくなったことを思い出しました。

食べることは生きることの根源ですから、食事が思うように

進まないと、体力、気力共に萎えてきます・・・

私はぎりぎりまでがんばらせたかった。世界中、どこにでも行って、

そこに住む人達が食べている物を味わい、たくましく過ごして

ほしいと願うので。

私の願いは願いのまま・・・


「そこにある物を頂こう。食べられる物、少しおいしいかもと感じる物みつけよう。」

と励ましつつ、水曜日にはスーパーで見つけたインスタント味噌汁を手渡し、

木曜日には日本食を作ることにしました。

うどんと、塩おにぎりと、きゅうりの塩漬けと豆腐サラダと

茹でただけのトウモロコシ。

すると、食べるわ食べるわ~・・・ かお

この1食で、少し心身ともに落ち着きを取り戻したようです。

ここから何かを乗越えたかのように、”大丈夫ビックリマーク”になりました。

その後は、あまり食事について口にせず、「ピザ美味しい!」

「このサンドウィッチ美味しい!」と喜んで食べるようになりました。

ほっ。


食事が口に合う国とは、相性良くやっていけそうな気がします。

寮の食事がアメリカの食事の全て・・・と中学生たちに思ってほしく

なかったので、スーパーに行ってご飯を買ったり、カフェでサンドウィッチを

食べたりしました。 やはり、元気に食べる姿を見るのはうれしい、親心です。

幸い、週末お世話になったホストファミリーのお宅では、

BBQや朝のワッフルなど美味しかった~と聞いて安心しました。

ほっ。


日本に帰国したら、

あれから朝はスクランブルエッグを作って食べている、という子がいたり、

(アメリカのピザおいしかったから)いつものピザ食べられなくなったーー

って言う子がいたり、不思議ですね。


カルチャーショックと共に味わったアメリカの味で、味覚が少し広がったかな。

「何でも食べられる、どこでも寝られる、誰とでも友だちになれる。」は、

世界人の常識・・・私の自論です。

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