『某大手英会話学校の倒産』と『今後の英語教育』

文: ボストン留学サポート・小松志行

先日、某大手英会話スクールの経営破綻が大きく報道された。直接の原因は、この何年かの不景気により、売上げが低迷し、赤字が増幅し、銀行からも融資が得られず倒産に追い込まれたのだろう。

では、不況において、なぜ顧客が減少したのだろうか?私なりに、分析してみた。

その英会話学校に限った事ではないが、数百人ともいう会社組織を維持する為に、売上げ確保は必須だ。集客の為に、最も効率的なのが「イメージ広告」だ。例えば、有名人などを起用し、ブランドイメージを高め、顧客確保をするというもの。

しかし、私は思う、実際、留学やビジネスで海外に行き、英語を活用し、外国人から評価を得たり、商談を成立させた経験からすると、イメージ広告が伝える英語教室の華やかなものとは対極で、いわゆる『人間臭い』とか『泥臭い』といったものが大半だ。広告イメージでは伝わらない事が、一線の現場では多く行われているのが現実だろう。残念ながら、真実を伝えようとすると、逆に集客にマイナスになる日本の風潮もあると私は分析する。

しかし、イメージで何となくいいと思ったといって英語学校と契約し、英語をスタートしても結局、現実とイメージとの間に大きなギャップが生じて、不景気などを理由に顧客が離れていってしまうと思うのでは、本末転倒だ。皆さんはどう分析されるか?

今後の英語教育は、学校や民間の英語学校も含め、イメージに流されていてはいけないと私は思う。そして、英語で世界の人とコミュニケーションする意義を教える人材が教師にしても民間人にしても必要だと思う。ただ、英語学校に通って、英語資格を取って、有名企業に入社するといった、個人的な理由で英語を始めても同様に英語は長続きしないだろう。

私も、日本では、英検4級レベルの英語だったが、アメリカに留学し、今では、翻訳や、ちょっとした通訳くらいは日常的にこなせる。どうしたら、英語が長続きするかは自分なりに理解しているつもりだ。それは、単純、私は、アメリカやヨーロッパ、中国、韓国など世界の人に関心があり、大好きだからかもしれない。最初は、人並み以下の人間でも、興味関心により人は変わる。真の教育とは、学ぶ人達にその『海外と接する素晴らしさや可能性』を伝える事だと私は信じる。ボストン留学塾を通じ、その辺を今後掘り下げていきたい!

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